特報首都圏 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "特報首都圏「“学べない”子どもたち」 格差が広がっていると指摘されている子どもの学力。その要因の一つは貧困、そして虐待や育児放棄が、家庭での学ぶ機会を奪っている。公立学校の教職員は、どうして怒らないのだろう? まるでバカにされているんじゃないのか?
学ぶ機会を与えようと、学生ボランティアによる勉強会を開く試みや、生活保護世帯への通塾費用の補助といった行政の取り組みも始まっている。"
みんな平等に教育を受けるのは国民の権利であるという。その通り。平等に知識は与えられるべきものだ。しかし与えられた知識を自分のものに出来るかどうかは、あくまでも個人次第だ。ところがNHKは教育の結果が平等でなければならないという。いまニッポンを風靡している「結果の平等」主義も、ここまで來てしまった。学習塾の費用を公費で負担する? 世も末だ。実社会に有用な知識にしても、別に「アルキメデスの原理」や「動詞の活用」とかを知っているかどうかではないと思う。そんなのを知らなくても社会生活になんの不自由があるというのだ。あれは閉塞社会の中での「選抜制度」としての一種のトリックでしかすぎない(科挙みたいなもの)。今の大学教育のレベルでは大学入試もクジ引きやるほうがよほど経済的で合理的だ。社会の進歩に有用な真の天才とはそんなトリックとは関係なしに生まれるものなのである。
「アルキメデスの原理」を知らない子どもにも活躍の場を与える社会の仕組み作りの方が大切なのではないか。「教育結果」とやらが社会階層の既得権化と固定化につながっている方こそ問題なのである。
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